お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

知識もなく、回り道もしたくなければ、お金を払わなくてはなりません。それが、私たちが生きている資本主義市場経済のルールです。

ゲームを楽しむには、ゲームのルールをよく知らねばならない。

黄金の羽根で指摘したことは、出版業界の観察をそのまま拡張したもの。

人生におけるあらゆる経済的な問題に対して、なぜそのようなことが起きたのか、制度的・構造的に理解して、経済合理的な解決策を見つけ出す。

価格にはなぜ差異が生まれるのか
多くの場合は、マーケット(市場)が歪んでいる

誰でもやろうと思えば利用出来る「社会制度的な歪み
条件
自営業者になって、個人と法人のふたつの人格を使い分けること

資産形成 = (収入 - 支出) + (資産 x 運用利回り)

1. 収入を増やす
2. 支出を減らす
3. 運用利回りを上げる

ルール1 純利益の確保こそが重要である

どんなに素晴らしい資産運用をしていても、会社をリストラされ、投資の元本を取り崩していたら、意味がない
安定した純利益が確保できてこそ、資産形成のスタートに立てる

ルール2 複利の資産形成では、わずかな利回りの違いが大きな差を生む

資産は複利で増えていく
投資に掛かる税金がかからない工夫をしている

ルール3 十分な元金がなければ運用しても意味がない

100万運用しようが、1億運用しようが手間は変わらない
でも、貯まるまで待ってても仕方ないので、投資は初めていくしかない

ルール4 収入を増やす確実な方法は働き手を増やすこと

共働きで年300万積み立てるか、1人で年100万積み立てるか、10年後大きな違いとなる
専業主婦になるのは3億円をドブに捨てること(サラリーマンの生涯年収が3億)

ルール5 他人への投資と自分への投資を天秤にかける

「最大の資産は自分自身の能力だ」という考え方
例えば、1年間働いて500万円。市中金利が1パーセントなら、500万得るためには5億円もの元金が必要
つまり、人的資本としての価値は、5億円と考えることも出来る
資産運用の初期は、金融資産に投資するより人的資本に投資した方が合理的。自分なら自分のために頑張るため

ルール6 サラリーマンがお金持ちになる方法は3つある

1. 年収を上げること(3,000万円とか)
2. ベンチャーでストックオプション
3. キックバックをもらう(賄賂汚職)

ルール7 確実にお金持ちになるには支出を減らすこと

支出を減らすことは誰にでも出来る
ケチだからお金持ちになれた

ルール8 家系のリストラは住宅コストと生命保険から

資産形成の観点からは、生命保険ほど効率の悪い金融商品はない
安い物件に引っ越す。田舎に引っ越す。海外の安いところに引っ越す

ルール9 投資のコストに気づかない人はお金持ちになれない

証券会社にお金を貢いでる

ルール10 最速の資産形成方法は税金を払わないことである


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